プログラミングが全然わからないんだけど、どうしたらいいの!!
うん、やり始めたころって、全然わからないよね。今回はそういう時に具体的にどうしたらいいのかっていう悩みを解決していこう。
プログラミングやるぞ!と思ったのはいいものの、全然わからなくてしんどくなりますよね。
この記事では、そんなときにどうしたらいいのかわかりますので、最後まで読んで悩みを解消しましょう!
- プログラミングがわからない理由
- プログラミングがわからないときの対処法
プログラミングがわからないのは慣れてないから
プログラミングは習得するのに500時間以上かかる
プログラミングを習得するには500時間以上必要と言われています。
1日1時間勉強したとしても、1年以上かかる計算。
つまり、それだけ慣れるのに時間がかかるものということ。
今、あなたはプログラミングが出来なくてとても悩んでいるかもしれませんが、問題ありません。
わかドリ自身、未経験から始めたのでもう全くわからず、2年はしんどい時期を過ごしました。
続けていけば、ちゃんとわかるようになりますのでご安心ください。
できるエンジニアは時間を使ってきた人
エンジニアや技術職は、みんな時間を費やしてきた人です。
残念ながら、100時間勉強したからと言って、できるエンジニアになれるわけではないのです。
ですが、だからこそ価値があるのが技術というもの。
それを身に付けることで、需要がある人間になれるのです。
本当に価値のあるものって、時間をかけて得るもの。プログラミング技術もそういうものなのです。
技術の公式 経験 × 知識 = 技術
エンジニアには時間が必要という話をしましたが、それはこの公式によるものです。
技術は知識だけでは身につきません。
その知識を使って、初めて技術になります。
知識だけでは、聞いたことあるけどやったことありませんということになります。
こういう人に仕事を頼むのは、不安になりますよね。
知識を使った経験を積んで、それが技術となるので、エンジニアになるには時間が必要なのです。
すぐにできるようにはならないってことなんだね
そう。わかドリは2年以上はかかったよ。なんなら10年経っても自分のことできるとは思わないよ。
それは単にできる人間じゃないからなのでは。
つら。
プログラミングがわからないときの対策
何がわからないかはっきりさせる
プログラミングがわからないとき、何がわからないかはっきりしていないことが多いです。
言葉がわからないのか、プログラミングの処理の仕方がわからないのか、それともゴールがわからないのか。
まず、これをはっきりさせましょう。
その方法として、Excelやメモ帳にわからないことをメモしてみましょう。
メモすることで整理もできるのでオススメです。
一番最初にすることはこれ!まず整理しよう。
わかることだけやる
わからないことが多いなら、まずわかることだけやるというのもいいでしょう。
学校のテストなどで、まずわかることからやるということがあるかと思いますが、それと同じです。
例えば30個あるタスクのうち、10個わかるならそれから消していきましょう。
すると、30個のタスクが20個になり、30%も消化することができました。
量が減ると自分の中の情報を整理することにもなりますし、何より進んでいるという気持ちが不安を払拭してくれます。
プログラミングがわからないことが多いなら、とりあえずコメントに処理の順番を書いていくのも効果的です。
とりあえず、わからないことの量減らしてみよう!
コードを日本語にしてみる
コードがわからなければ、一度日本語にして自分が理解できる状態にしてみましょう。
例えば、新卒の時に先輩からこのソース見といてと言われて全くわからないことがあります。
そんな時にはまずコードを日本語にして、自分が理解できる状態にします。
すると、わけのわからなかったソースがちょっとずつ読めるようになっていきます。
少し時間はかかるかもしれませんが、自分が理解できるようにするというのは非常に重要なので詰まったら試してみましょう。
これは自分がコードの説明する時に役立つので、まずやってみましょう。
既に動くものがあるなら動かしてみる
なんかわからんけど、とりあえず動かしてみる。
動くもの=答えだからです。
特に、業務で機能改修などをするときには重要で、既に動くシステムがあればそれを動かすことでどのように動くかの答えを得ることができます。
プログラミングは動かしてなんぼですから、とりあえず動かしてみましょう。
動かしてみるのもプログラミングのひとつ。
他人のコードを参考にする
他人のコードを参考にしてみましょう。
どのような処理をしているか答えがわかります。
例えば、ループ処理やIF文などはどのプログラミング言語でも使うことが多いため、別の人のコードを参考にできます。
自分が知らない処理の書き方を知ることができるので、積極的に参考にしてみるといいでしょう。
自分よりちょっと上の他人のコードを見るのがいいかも。できすぎる人のコードはぱっと見理解できなかったりします。
進捗や成果を他人と比較しない
進捗や成果を他人と比較しないようにしましょう。
新卒で入った会社などでは、ある程度同じスタートラインから始まりますが、自分よりできる人間は出てきます。
「あの人は自分と同じスタートのはずなので、自分より出来ている…」
そう思うととてもしんどいので、まず自分だけに集中しましょう。
成長する速度はどうしても違いがあります。
わかドリは部活でテニスをしていたのですが、最初の1年は全く芽が出ず、他の人よりも下手でした。
ですが、2年目以降でようやく芽が出て、最終的に大会で優勝することもできました。
成長する速度は人によるもの。
比較しないで自分の成長を楽しみましょう。
他人と比較して、自分できてないなぁと思うとしんどいよ。昨日の自分と比較して、できるようになったところを探してみてね!
デバッグしてみる
デバッグしてみましょう。
デバッグすることで、変数の中身がどうなっているかなどを知り、より具体的なプログラムの動きをイメージしやすくなるためです。
デバッグはVS Codeなどを使用することで出来ますし、ログを出したりすることでもできたりします。
想定した出力にならない、変なところでエラーが出る時にデバッグすると解決できることは多いでしょう。
デバッグも慣れるまで難しいですが、慣れればできるのでとりあえずやってみましょう。できなくても誰も怒りません。
ネットで検索をしてみる
わからないことはネットで検索をしてみましょう。
わからないことをそのまま検索しても、案外ちゃんとした検索結果を返してくれます。
エラー文なんかは長文ですが、そのまま長文を入れても検索結果として出てくることが多いです。
とりあえずネット検索してみましょう。
プログラミングは検索力が命!
本を買う
本を買うのもオススメです。
読むのに時間がかかるので即効性は検索などに劣りますが、その分自分の基礎になってくれます。
ネットで検索したりするのも良いのですが、出版されている本は多くの人のレビューなどを通っていることが多く、内容もしっかりしています。
ですので、ネットの情報をかき集めるより効果的に学ぶことができます。
ちょっと時間かかりますが、情報がまとまってるのでタイムパフォーマンス自体は検索するより高いかも。
初めからやり直してみる
詰まったら初めからやり直してみましょう。
初めから整理することで、今までの答えあわせと状況の整理ができるからです。
今まで合っていることが確認できれば、まず正しいことを出来ていたと安心できます。
そして、今できないことに集中できるため、本当に詰まったら初めからやり直してみましょう。
意外と変なところでミスってたりするので、どうしても進まないときにもオススメ。
とにかく量をこなす
とにかく量をこなしていきましょう。
プログラミングは知識だけでなく、経験が重要。
経験はとにかくやらなければ付きません。
時間はかかりますが、急がば回れというように量をこなすことが実は近道です。
経験 × 知識 = 技術
やることが大事!
最後までやりきる
最後までやりきりましょう。
これが最も重要かもしれません。
検索の力をかりても、先輩の力をかりても、AIの力をかりても何でもいいです。
とにかくやりきりましょう。
何かの力を借りるのはOKですが、すべてを任せることはせず、力を借りるにとどめてゴールは自分で踏みましょう。
大丈夫!できる!
プログラミングがわからないときの解決法 6STEP
「プログラミングが理解できない、わからない」時の解決法のドリルをお伝えします。
- わからないことをメモする
- わからないことを検索する
- メモに検索した記事などを張り付ける
- 差分を見て仮説を立てる
- 検索で参考になりそうなソースをとりあえず貼ってみる
- 検証を繰り返す
STEP1:わからないことをメモする
STEP1として、わからないことはメモして、自分がわからないことを形にしましょう。
初めて見る単語やわからない単語は特に書き出しておきます。
ここで自分が何がわからないかを洗い出すことが非常に大事です。
わからないときは、意外と頭の中がこんがらがっている状態。
ですので、まずはメモとして自分から外に出してあげると客観的に観れるようになり、落ち着くことができます。
メモの仕方はPCでExcelやメモ帳アプリに書き込むでも構いませんし、物理的な手帳などに書き込むのもOKです。
わかドリは↓こんな感じで書いたりします。
書き方は自分がわかればOK!あんまりこだわらなくていいよ!ちなみに、本気で整理したい時、わかドリは物理的な手帳に書いて手を動かします。
STEP2:わからないことを検索する
メモして悩みがある程度出てきたら、次はGoogleなどで検索してみましょう。
最近ならChatGPTなどのAIを使ってもいいでしょう。
その時、プログラミングの悩みなら「プログラミング ループ処理の仕方」など検索する言葉の最初にプログラミングを付けるとより良い検索結果になります。
また、プログラミング言語が決まっているのであれば「Java ループ処理の仕方」のように検索するとより効果的です。
Googleなどで検索する時は↓こんな感じで「大きなカテゴリ 調べたいこと」のように調べるといいでしょう。
調べたいことは単語単位でスペース空けて検索してあげるといいよ。
それでも出てこないときは、単語を追加してみてね。
STEP3:メモに検索した記事などを張り付ける
検索してそれっぽい記事が出てきたら、軽くざーっと読んでみましょう。
役立ちそうだなと思ったら、メモ帳アプリなどに書き出しておきます。
たくさん出てくる中で、メモしておかないとどれが役に立ちそうなページかわからなくなるので、わからないことの近くにURLをコピーペーストしておきましょう。
なお、どれが答えかわからなくても焦らなくて大丈夫です。
調べものでどれが答えに近いかわからないことも多いですので、焦って不安にならないように気を付けましょう。
もし、近くに先輩やメンターがいるのであれば聞いてしまうのもOKです。
わかドリも時間のかかる調べものするときは、普通に2,3日使うことがあります。
STEP4:差分を見て仮説を立てる
STEP4までにある程度調べたので、次は仮説を立ててみましょう。
仮説の立て方はこうです。
- 自分のソースやわからないことを見てみる
- 調べて出てきた答えを見比べる
- どこに違い(差分)があるか確認する
- 違いがあれば、その違いを直してみる
ここで重要なのは、調べた答えと自分のソースやわからないことにどれだけ違いがあるのかということ。
最近の検索では、ほぼ答えのようなソースや解決方法が出てきます。
ですので、わからない部分が自分の考えや作ったものとどう違うか見比べると、「これが足りないのかな?」という仮説を立てられます。
これができるようになると、プログラミングが格段にできるようになります。
STEP5:検索で参考になりそうなソースをとりあえず貼ってみる
仮説を立てたら、調べて出てきたソースをとりあえずコピーペーストして実行してみましょう。
コンパイルエラーなどは起きるかと思いますが、そこは自分のソースに合わせたりします。
これで動きを知ることと、自分が求めている動きができるかどうかが分かります。
例え動かなくても、こういう動きの時はこういう書き方をするんだと学ぶことができます。
動かなくても大丈夫、日常茶飯事だよ!今やりたいことじゃなくても、後で役に立つ!
STEP6:検証を繰り返す
検証、仮説を繰り返しましょう。
初めの仮説で解決しなかったら、次の仮説、それでもダメなら次の仮説…終わりが見えないかもしれませんが、必ず解決に向かっています。
初めは仮説と検証を多くすることになりますが、繰り返していくうちにその回数も減っていきます。
こうして仮説する力がついていくことで、問題解決力が上がっていきます。
プログラミングは仮説、検証の繰り返し。
ちょっとしんどいかもしれませんが、わかドリもずっとそれを繰り返しています。
できる!
このページではこれだけ覚える!
メモして検索!
わからないところを整理して、検索してみよう。先輩がいるなら先輩に聞くのもOK!
今回のゼロわか
- プログラミングがわからない理由
- プログラミングは時間がかかるもの
- プログラミングがわからないときの対処法
- メモして検索!
お疲れさまでした。
今回は、新人エンジニアにありがちな悩みについてお伝えしました。
悩むよね。でも、みんな通ってきた道!あなただけじゃないから、安心してね。
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