- プログラミングとは何か
- 身の回りにあるプログラム
- プログラミングのこれから
前回のゼロわかはこちら▼
プログラミングはコンピュータへお願いする作業
プログラミングは直訳すると、プログラムをすること。
プログラムとは、コンピュータにしてほしい作業を、コンピュータに伝わる形で書かれた文章のこと。
コンピュータは自分から動くようにはできていないため、一つ一つの動作を順番にやってもらうようお願いする必要があり、そのための命令をプログラムといいます。
プログラミングはそれを書く作業で、そのために使う言葉をプログラミング言語と言います。
かなり大雑把に言ってしまえば、文章を書く仕事とも言えるでしょう。
私たちの国語である日本語でお願いをして理解してくれるのは日本語を理解できる人間です。
一方、英語を理解できる人に対しては英語でお願いをすることになります。
では、日本語しかわからない人が英語しかわからない人にお願いをするときはどうするでしょうか。
通訳をお願いしますよね。
コンピュータへのお願いも同様で、コンピュータはプログラムしかわからないので通訳をします。
それがプログラミングという作業というわけです。
つまり、お願いをする相手によって、相手に理解してもらうための言葉を変えているわけで、プログラミングはその相手がコンピュータになっただけなのです。
身の回りにあるプログラム
現在プログラミングは、日常生活をする上で触れないのは難しいほど様々なところに使われています。
今見ていただいているWebページはもちろん、InstagramやTwitterなどのSNS、YouTubeなどの動画サービス、そもそもスマホやパソコンなどもプログラムによって動いています。
特にスマートフォンが世の中に出てきてから、私たちがプログラムに触れることが爆発的に増えました。
先ほど挙げたSNSなどはもちろんのこと、おすすめのお店を探すときにはマップアプリを使いますし、天気予報を見るのもスマホで見られるようになり、お気に入りのドラマやアニメを見るのもスマホで済みます。
つまり、日常生活のほぼ全ての時間でプログラムに触れているのです。
その流れから、プログラミングが学校で必修科目になり、さらにプログラムが身近になっています。
いまや、プログラミングをすることは世の中の仕組みを知る上でなくてはならないものと言えます。
プログラミングのこれから
プログラミングは今後も発展し続けていくでしょうから、学んでいくことがさらに重要にななります。
2022年現在はAIがいい感じに絵を出力してくれるようになってきましたし、翻訳やおすすめ機能なども精度がかなり高まってきています。
プログラミングやコンピュータが生まれてから、その技術や形は少しずつ形を変えてながら、さらに関わる職業や人数が増えています。
IT人材不足と耳にすることも増えてきましたが、実際このような試算が出ています。
引用:IT人材白書2020/独立行政法人情報処理推進機構社会基盤センター
2017年の試算結果では、2030年には最大79万人、最低でも46万人が不足すると言われています。
このように、IT知識やプログラミング技術はこれからも必要とされ、さらに発展していく分野と言えるでしょう。
今回のゼロわか
- プログラミングとは何か
- コンピュータにお願いする作業
- 身の回りにあるプログラム
- スマホなどあらゆるものがプログラムで動いている
- プログラミングのこれから
- 技術も必要な人も増えていく
お疲れさまでした。
今回は、プログラミングとは何かを中心に、身の回りのプログラムとこれからについてゼロからわかっていただきました。
次に学ぶこと
次はプログラミング言語とは何かを学びます。
プログラムを作るためのプログラミング言語とは何なのかをこちらから▼学びましょう。
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