- HTML+CSS/JavaScriptとは
- HTML+CSS/JavaScriptを一緒に学ぶ理由
- HTML+CSS/JavaScriptの開発方法
前回のゼロわかはこちら▼
HTML+CSS/JavaScriptはWebページの材料
HTML+CSS/JavaScriptはWebページの材料で、あなたが見ているこのページもこれらでできています。
この世のどんなWebページもHTMLなしでは作成できず、ほとんどのホームページでHTML+CSS/JavaScriptが採用されています。
とにかく、WebページはHTML+CSS/JavaScriptで出来ているのだなとだけ思っていただければ今はOKです。
HTML+CSS/JavaScriptは初心者向けの言語です。
では、HTML+CSS/JavaScriptをもう少し詳しく説明します。
HTML+CSS/JavaScriptは3つの言語の組み合わせ
HTML+CSS/JavaScriptという言語ではなく、HTML、CSS、JavaScriptという3つの言語からなっています。
言語によって得意分野と役割が違い、いい感じのWebページを作るためには組み合わせる必要があるのです。
また、CSS/JavaScriptのファイルを別にすることで、別のページであっても同じデザインや動きにすることが出来るため、統一感を出すことが可能です。
それぞれの役割、読み方、正式名称はこんな感じです▼
HTML
読み方・正式名称
HTML(エイチティーエムエル)と読みます。
Hyper Text Markup Language(ハイパーテキストマークアップランゲージ)の頭文字でHTMLです。
雑な日本語訳をすると「超いい感じの文字構造化言語」というような意味です。
これ以上略しようがないので、現場でも普通にエイチティーエムエルと言っています。
役割
Webページの最もベースとなる部分を作成する言語で、最も重要な言語とも言えます。
CSS/JavaScriptだけでWebページを作れませんが、HTMLは単体でWebページを作れます。
CSS
読み方・正式名称
CSS(シーエスエス)と読みます。
Cascading Style Sheets(カスケーディングスタイルシーツ)の頭文字でCSSです。
これ以上略しようがないので、こちらも普通にシーエスエスと言っています。
役割
HTMLの要素を装飾します。
文字の色を変えたり、背景色を変えるなどがわかりやすい役割です。
JavaScript
読み方・正式名称
JavaScript(ジャバスクリプト)と読みます。
人によってはジャバスクと言ったりします。
チャットなどの文字ではJSと略されたりもしています。
役割
HTMLやCSSに対して働きかけて、対象の要素に動きを付けたりできます。
動きのあるWebページはJavaScriptなしでは作れないでしょう。
HTML+CSS/JavaScriptでできること
かなりざっくり言うと、動きのあるオシャレなWebページが作れるようになります。
HTMLだけでもWebページは作成可能ですが、最近よく見るオシャレなWebページはCSS/JavaScriptを組み込むことが必須。
任天堂のホームページでは、画像の上にカーソルを当てるとメニューが出て来たりしますが、これもHTMLとJavaScriptを組み合わせて動かしています。
最近はWebページを簡単に作成可能なWordPressなども多いですが、HTMLを知っていることでそれらの理解が深まり、なんらかのトラブルがあっても対処可能です。
HTML+CSS/JavaScriptはなぜ一緒に学ぶの?
現場では、ほとんどの場合セットで開発をするためです。
わかドリは10以上のWeb系業務システムに関わっていますが、画面部分を作成する場合はHTMLとCSSとJavaScriptの知識が全て必要でした。
特に、HTMLとJavaScriptの知識がなければ業務は進められなかったでしょう。
CSSは一度作成してしまえば修正することは少ないのですが、表示する情報を変える場合はHTMLを修正しますし、ボタンを押したときの動きを変える場合はJavaScriptの知識が必要でした。
初めて画面を触る時に、わかドリは何がHTMLで、何がCSSで、何がJavaScriptかわからず、非常に苦労しました。
ですので、はじめから一緒に学んで、しっかり見分けが付けられるようにしておくのがいいのです。
HTML+CSS/JavaScriptの開発に必要なもの
- パソコン(低スペックでもOK)
- メモ帳(無料でOK)
- ブラウザ(無料でOK)
HTML+CSS/JavaScriptの開発環境はパソコンさえあれば、無料です。
メモ帳アプリとブラウザだけあればOK。
メモ帳、ブラウザ共に無料で様々なものがありますが、はじめはパソコンに既に入っているもので十分でしょう。
ブラウザだけはデバッグのしやすいChromeにしておいてもいいかもしれません。
HTML+CSS/JavaScriptの開発の流れ
- メモ帳でHTMLを書く
- ブラウザでHTMLを開く
- 動作を確認する
HTML+CSS/JavaScriptの開発の流れは非常に簡単な3STEP。
メモ帳で書いて、ブラウザで動きを確認するだけです。
今回のゼロわか
- HTML+CSS/JavaScriptとは
- Webページの材料
- HTML+CSS/JavaScriptを一緒に学ぶ理由
- Webページを作る上ですべての知識が必要なため
- HTML+CSS/JavaScriptの開発方法
- メモ帳で書いて、ブラウザで確認!
お疲れさまでした。
今回は、HTML+CSS/JavaScriptとは何か、なぜ一緒に学ぶのかをゼロからわかっていただきました。
次に学ぶこと
次はHTML+CSS/JavaScriptの役割や動きをもっと詳しく学んでいきましょう。
次に学ぶこと▼
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